2008年9月22日月曜日

ケーブル敷設歩掛について

農水の『土地改良工事積算基準』記載のケーブル敷設労務歩掛の単位は『柱間』である。

協会歩掛は平均柱間長を50mとして、単位を『m』に直したものである点に注意すること。
農水基準を厳格に適用するならば、物件毎にm単価は異なることになるわけだが、単純化した”内規”にしたと思われる。。。

現状の設計業務の共架柱整理などでは、柱本数を現地の凡その柱間長から割り出しており、実際の”平均柱間長”と歩掛上の平均柱間長が食い違って存在することになってしまっている。

最終的な清算においては、柱の本数も総延長も確定するのであるから、農水基準そのもので清算することだって可能だろ、との指摘がありうることを設計者は知っておくべきでしょう。

(予算化するときは安全を見て平均柱間50mとしてみている、というのは”アリ”だと思うが。。)

1 件のコメント:

コンサルちゃん さんのコメント...

ついに総務省の会計検査で指摘された。

当初設計時点でCADデータから、地区の平均柱間長を算定(固定)して、m当り歩掛を地区毎に算定するようにしよう。